日記
ピッチングすると腰と右肘の痛みと脚が重たいです!
16歳 男性 Tくん
毎日ハードな練習をこなして満身創痍の高校野球部のTくん
ピッチャーということもあり毎日投げ込みとランニングで身体がボロボロになっている
中学生の頃から当院で定期的にメンテナンスに来てくれていたが、高校に入りなかなか来院できず、今回は三ヶ月ぶりの来院
相当ヘトヘトなのが伺える
Tくん、体調どう?
「もうボロボロです!」
「脚もしんどいけど、右肘が限界です」
「あとピッチングすると腰も痛くなります」
顧問には痛いことを言いたくないようで、練習中は普通に振る舞ってるとのこと
そのため症状は悪化の一途
根性あります(昭和かっ!)
でもその気持ち大切にしてあげたいです
なるべく練習しながら痛みを改善できるよ死力を尽くして治療します
まずは右肘
とにかく腕の筋肉がパンパン
この状態でよく今まで投げてたなというくらい張りに張ってる
独自のストレッチほぐしとアイソメトリックを使い腕の緊張を取っていく
場所によっては痛みが強いので必死に耐えるTくん
大丈夫?
「なんか久しぶりの痛みです!」
「めっちゃ痛いけど、お願いします」
さすがTくん、ずっと当院の治療を受けているので慣れてますね
肩や肩甲骨の動きの悪さが肘の負担に繋がっているので、そちらの引っ掛かりも取っていきます
案の定、肩と肩甲骨周りガチガチです
ストレッチとほぐしを入れながら少しずつほぐしていく
前腕筋の緊張も取れ、肩や肩甲骨の動きも良くなっているのでピッチング時の肘への負担も減り、痛みはある程度軽減していくと思います
小中学生は成長段階のため基本的には投げ込みは不要です
筋肉と骨格ができあがれば急速は勝手に付いてきます
この時期は焦らずにフォーム固めに重きを置ようにしてください
バッティングも素振りのやり過ぎには気をつけるてくださいね
この時期の怪我は大人になって現れますよー
肘の治療が終わったので、次は腰の治療に入ります
Tくんの腰は16歳にして反り腰がキツイ
まずは反り腰をニュートラルに近い状態にもっていく
これだけで緊張が減り楽になる
またTくんは股関節の硬さが腰に負担を掛けているので、股関節の可動域を改善する施術を行う
結構痛いので頑張って耐えてもらう
Tくん、大丈夫?
「バリやばいっす!」
「でも頑張ります!お願いしま〜す」
いつも頑張ってくれるので治療がスムーズに進みます
どう?
「軽いっす!」
「前屈、後屈しても痛くないです!」
良かった、良かった
当院は腰痛でも腰をあまり揉みません
軽い疲労性の腰痛はマッサージで楽になりますが、二次的に出てる腰痛は腰をマッサージしても殆ど楽にはなりません
原因となる負担の掛かっている部分に目を向けることが大切です
Tくんの課題は股関節の硬さです
股関節の動きを良くするだけピッチングは見違えるほど変わります
腰の治療が終わり、あとは疲れが出ている脚のほぐしとストレッチをして今日の治療は終了です
いつも来院いただきありがとうね。
脚のメンテナンスは当院な得意分野です
日頃スポーツをされてて脚が重たいと感じる方は是非ご相談ください